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梅毒の早期治療には早めの検査と治療が必要!もしかして梅毒かも感じたら

病原体

梅毒はトレポネーマとよばれる細菌が性器に感染することで発症する慢性感染症です。性行為や感染粘膜との接触をともなう肛門成功やオーラルセックスなどを介して感染を拡大していきます。かつては日本における四大性病の一つとして数ある性感染症のなかでも患者数が多く、有効な治療薬が無い時代では不治の病の一つとして公衆衛生上の重大な脅威と認識されていました。ところがペニシリンなどの抗生物質の登場で第二次大戦後は治癒可能な感染症のひとつになり、新規患者数も減少し年間新規患者数も少ないレベルのまま推移してきました。ところが2010年前後より、梅毒の新規患者数は増加に転じており現在では年間6000人前後の新規患者数が登録されるほどになり、復調傾向が見られます。最近の特徴としては若年女性の患者数が急増している事実を指摘することが出来ます。

しかし、梅毒事態を診察する経験を持つ医師すらも少なく、専門家でもない一般女性はトレポネーマ化案船の事実に気づかないまま生活している場合もあります。進行すると全身に感染範囲が波及し、最終的には心臓や中枢神経や大血管などに病変を拡大させ、生命にかかわる事態に展開していきます。実際のところ生命にかかわる程度まで、進行した梅毒患者は稀とされているものの、発見時期が遅れると治療期間が長くなってしまいます。そのため梅毒は早期治療で対処するのがポイントです。治療は主にペニシリン系の抗生物質の投与になり、日本国内ではアモキシシリンなどの内服で治癒させることができます。早期の第一期であれば2習慣から4週間程度の内服で治療を完了させることができますが、これが第二期になると4週間から8週間とさらに進行した第三期では3カ月程度の服用が必要になります。

そして早期治療の機会を逸しないために大切なのは、症状を見逃さないことが重要です。原因となった性行為の後に、三週間から三カ月程度の潜伏期間を経て、感染部位(性器や口腔内や口唇部分)などに痛みなどの自覚症状のないしこりが出現します。ほどなく表面が崩れて潰瘍になりますが、キズが出来る割には痛みはありません。感染部位が性器の場合には足の付け根の鼠蹊部のリンパ節が腫大することも。放置していると数週間程度で傷も回復しますが、その後の三カ月から3年程度の期間で全身にトレポネーマの感染範囲が拡大し手のひらや足の裏にバラ色の発疹がでることも。少なくとも特徴的な発疹が見られる第二期には治療を開始することが求められます。